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ニュージランドのトレッキングでのトイレ事情
 正月早々ニュージランドへトレッキングに行ってきました。今回は、南島の2つのルートを歩きました。
 ニュージランドは日本と季節が逆ですので、ただいま夏です。コースは、もっとも人気のミルフォードトラックとルートバーントラックです。
 今回ちょっと油断して日程が狂いました。半年前では遅すぎます。1年前くらいからの準備が必要です。
 どちらも入山規制があり、その予約が、世界中のトレッカーのあこがれですから大変です。それぞれ、48名、50名/日の限定です。

 ミルフォードトラックは53.5kmを3泊4日で歩きます。ルートバーンは、32kmを2泊3日。今回はつなぎの1泊を入れて6泊7日で連続して7日間歩きました。(途中下山口、登山口間をバス移動)。
 場所は南島の西端に近いところで、遠い遠い所です。移動距離が半端でありません。
(ニュージランドは、日本の本州くらいだと思ってください)

 ただ、2通りのトレッキングのスタイルがあります。ガイド付きウォークと個人ウォークです。
 前者は、専用の山小屋では、食事やワイン、お弁当に午後のお茶まで用意してもらえますので、重い荷物をかつぐ必要がありませんし、ガイドから樹木や風景についての解説が聞けますから、自然の理解度や面白さも倍増します。
 もちろんケガや悪天候などトラブル時の対応も万全。しかも山小屋にはベッドを備えた個室、シャワーや乾燥室も完備されており、至れり尽くせりです。経験すると日本の山小屋にはもう泊まれないとのこと。
 では、我々は?。個人ウォークです。
 装備は、50ℓ以上のザックに寝袋、鍋釜、日数分の食料を背負って歩きます。3食作る必要が有ります。小屋には、マット、ガス、水は完備。
 でも、風景、渓流、風、水、動物、足元の草花は同じものです。 詳細はまた別の機会に。

 今回は、「トイレ」事情を紹介します。

 小屋のトイレは食堂棟、宿泊棟とは別にあります。日本の南アルプス南部の小屋がほとんどこのスタイルです。ここが洗面所を兼ねています。
 シャワーが無いので一時的にちょっと込みますが、上記の人数ですので比較的気楽です。
 コース上のトイレは、午前、午後に1つくらいの割合に設置されています。また、途中にシェルターという避難小屋があり、悪天候でも休憩が出来ます。そこにもトイレは設置されています。

 トイレも更新されつつあり、ミルフォードトラックは新旧が入り交じっています。
 新しいタイプは、日本の仮設トイレ(愛媛マラソンとかに使っている90cm角位で、便槽が下にあるタイプ)によく似ていますが、常設も大きく、また、臭気換気のファンもずいぶん大きい。回収はヘリで本体ごと交換のようです。
ニュージランドのトレッキングでのトイレ
 また、登山口近くのトイレは、日帰りウォークの登山者を考慮して、便槽が動く構造で容易に交換でき、便槽のみをヘリでピックアップして交換できる方式になっています。
ニュージランドのトレッキングでのトイレ
 
 
 日本の山のトイレは“あとは野となれ山となれ”式で、たれ流しにしたり、金をかけて、バイオマスとか燃焼したり、大小を分離したりでトイレそのものに金をかけ、その場に恒久的な施設(箱物行政−南アルプスの小屋のトイレは2億円のものがあります。)設置して、あとはお任せ。(自然にまかすか、微生物にまかすか、利用者にまかすか=チップ)

 NZでは、イニシャルコストを安く(数百分の一)。ランニングコストは利用者負担(ヘリで運ぶ)。
 ヘリ回収には費用がかかります、日本の場合、チップは1コイン(=100円)ですが、それでは、搬送費用の半分以下しかまかえないそうです。NZのこのコースは入山料(&小屋使用料等)に含まれているのです。
 でも、日本の山でも南北アルプスでは、営業小屋がほとんどで、どれかに“必ず泊まる”、そこには入山料的な費用が含まれているのだから、日本の小屋では1コインを別に徴収されたり、宿泊者専用トイレにチップ箱が有ったりするのはちょっと疑問。
(二重取りに思える)  屋久島のように日帰り登山がメインのところは別ですが。

 また、日本の携帯トイレなどのような考えかたは無いようです。現地の指導は、やむを得ない場合は穴を掘って済ませ、用済み紙は“必ず持ち帰る”。現在日本では、北海道の一部でそのような指導を始めています。
 使用感は、天井の明かり取りが大きい。でも、見ようとしないでも明るいので中が丸見えでぎょっとします。でも臭いは無い。まあ、快適です。紙が有るところもあります。

 ニュージランドは、トイレの心配はありません。
 またトレッキングを企画しますので、ご一緒しましょう。

by りゅうちゃん
2012.03.03 Saturday | おすすめ | comments(0) | by Palfield
体幹(コア)部のリセット
 加齢、嫌な言葉ですね。
 もう今年も暮れになり、また一つ歳を重ねることになりました。老化の波が次々に押し寄せている気配を感じます。
 車にたとえると、くたびれたところをひとつひとつ調節・修復し、ゆっくりと低下(=老化)していくにちがいないポンコツ車をていねいに乗りこなしていくようなテクニックを獲得したいものです。
 壊さずに、まんべんなく磨り減っていくような体の使い方を試みていきたいものです。
 そういった調節・修復の場として、登山(山歩きの方がふさわしい)は、それを実践するには非常に楽しい手段だと思います。

 若者にとっては成功か失敗かという二者択一のところでも、あれこれ考えながら無理をせず、無駄をせず、それでいてちょっと過激にトライしてみるという味わいが存分に楽しめるのが山歩きです。
 でも、人は歳をとっても、けっこう突っ走ります。皆さんの登山スタイルは、挑戦的な「右肩上がり」の登山にはまっています。
 一方で、ある日突然「右肩下がり」になる。老化現象のひとつが顕在化したと考えても良いでしょう。
 右肩上がり時代の夢と現実の肉体が、どんどん差を広げていくように思われる。肉体的な不安があっても気持ちとしては「未踏の山」に惹かれてしまうと云う行為です。
 そういうかたちの背伸びが肉体に無理を強いる。そして無理が明らかになると愕然とします。
 山との関係をどのように組み立て直したらいいのか、あるいはいさぎよくリタイアすべきなのか。このような選択は人生の黄昏時にはいくつもの場面に登場してくるのです。
 ……だから、いつかはリタイアする登山を頭の片隅に置きながら、数年でもリタイヤを延ばしたいと、多くの方が体力のリセット(reset)を試みています。
 出来れば、5年くらい、いや10年位若い体力を維持したいと思っているはずです。

 では、どのように機能不全に落ちつつある体力を、再起動させて、ねじを巻き直すのでしょうか。
 自分(ガイドリュウちゃん)の最近の体験から、少し屁理屈を。
 ジムに行っています。また、肩を痛めた(登山中ではありません)ので、あの有名なTクリニックへも毎週通っています。
 Tクリニックの若い理学療法士の言葉から、全ての問題点の“解”をもらったように思いました。
 それは、“肩甲骨の硬さ”です。この言葉について、いろいろ、調べてみると、多くの思い当たることがあり、その硬さにより、肩が機能不全に陥り、猫背になり、肩こり、頭痛、歯痛の症状がありました。
 まず最初の、リセットの対象が“肩の硬さ”です。すると、不思議にここ何年も付き合った肩こり、頭痛、歯痛が全くなくなりました。
 ランニングも、「肩甲骨で走れ」とあり、実践中−気持ちの良いフォームが出来つつあります。
 肩のリセットが出来そうです。
 体幹(コア)トレーニング、インナーマッスルなどの言葉を聞いたことがあるかと思います。でも、聞き逃している方がほとんどですが、自分もそうでした。
 でもこのたび柔軟性の重要性を垣間見ました。
 残念ながら、今、通っているジムではそのようなトレーニングのメニュー、用具は全くありません。(他のジムでは少々見ました。)
 今後、このジムとどうつき合うかは、個人レッスン(時間¥6,300)を受けて、相談してからかな・・・。
 ジムよりも、“MBTシューズ”を四六時中は履くほうが、リセットの必要な老化した自分の体幹(=胴体部)には遙かに効果がありそうです。
 でも、自分は一番長く履いている靴が、作業安全靴、そしてランニングシューズ、そして登山靴。履くチャンスはMBTでランニングかな。

 で、現実には、体幹(コア)部のリセットをどうするかを、思案中です。一緒に考えましょう。

 鎧のような筋肉は不要です。この体幹(コア)部のリセットが出来れば若々しからだに戻り、登山体力をのばし、まだまだ黄昏の人生を楽しむことが出来るでしょう。
2010.12.07 Tuesday | おすすめ | comments(0) | by Palfield
水分補給について
 今年も、夏山で多くのお客さんと、出会うことが出来ました。無事夏山のプランが終わり、ガイドとして“ほっ”としております。

 その中で、飲水のことで気になることがありました。

 1つは、9月の北アルプスでの某社のツアーガイドをしました時に、脱水症状(熱中症、正確な判断では無いかも)で、体に変調を起こしたお客様がおられました。6時半に営業小屋を出発して、3回ほどの休憩を取った後、10時頃、3時間半ほど歩いた時、半身が痙攣して歩けなくなりました。その時、自分のハイドレーションをくわえさせると、子犬が乳を飲むがごとく、一気飲みをし、非常にのどが渇いていたようでした。

 この方のザックを開けて水分の消費量を見ると1000mlのボトルの1/4しか飲んでいないようでした。このボトルが空っぽでも不思議でない状況でしたのに。この方は、水分不足で脱水症状を起こし、相当危険な状態に入る寸前でした。他の方のご協力により、2時間後にはすっかり回復しましたが、その時、ヘリの要請を真剣に思った程でした。

 まず原因と思われるのは

 この時は、1ピッチ50分で歩いて、5〜10分の休憩で歩いていましたが、晴天で非常に景色が良かったので、休憩時間=撮影時間になっていたかもしれません。その上、水を小分けにしていないため途中で補給が出来なかったようです。

 休憩時に、多分のどが渇いたために飲むが、1口しか飲まない(=飲めない)。“ゴクリ”“ごくり”と、どのくらい必要かわかっていないのでしょう。「快晴」「ずっと登り」「前日の疲れ」この条件ならば、体重60Kgの人では、1時間に300mlは必要でしょう。

 ツアーに初参加(ツアー会社がお客様の自己申告のみで集客)。通常は個人山行のみだったためツアーのペース(水の取り方含め)についてこれなかったようです。

 2つめは、飲水の中身の成分で気になることがあります。女性に多いですが、日常生活で飲まれている嗜好品を山に持って行くのが当たり前だと思っている方がいます。日常生活では多分“お茶”でしょう。

 それで“こむら返り”を起こしている方が多々おられます。全てが登りで起きています。“こむら返り”の原因は不明なこともありますが、共通しているのは、

 運動不足―参加の登山の前の登山との間が1ヶ月以上空いている。

 電解質が入っていない飲水をとっている。

 登山は、心拍数を上げて、激しい運動状態です。汗をかいて、体内から水分とNa、Ka等が出てしまうので、それを補う必要が有ります。これに適しているのがスポーツドリンク(電解質液)です。嫌いな方は、水1000mlに対して食塩3g(小さじ半分)と砂糖40g(大さじ4杯)を目安に作ってください。糖が入った飲料の方が、腸からNaや水分を吸収しやすくなります。

 さて、これから冬に向かいますが、冬の水分の取り方としては、ポットに暖かい飲み物を入れてそれを飲むことをおすすめします。ただし、中身には悩むと思います。色々とお好みをおためし下さい。

 冬山(低山歩きでも)での水分の補給の注意点は、

 凍らせないようすること。ペットボトルでは、気温が低いと凍ってしまいます。ハイドレーションは、凍らないようにホースにカバーを付ける対策も必要でしょう。(ポットなら心配いらないが、重い。)

 必要分は必ずとること。冬でも水分量は非常に大切で、少ないと血液が粘り(どろどろ)抹消の血液の循環が悪くなり、凍傷にかかる恐れも有ります。

 休憩時、まず最初に水分をとる習慣をつけましょう(のどが渇いてからでなく)。50分ピッチの場合しっかり取りましょう。(ポットの場合は、ポットの蓋で飲むと思いますが、ポットの蓋の容量を知っておきましょう。)

***

 ポットの選び方

 容量は、500ml以上
 性能は、ホームセンター等で比べてください。
 山専用のポットは、蓋に突起があり、厚いグローブでも開けることができるように工夫されています。さらに、高価で入手困難ですが、非常に軽いチタン製も人気があります。

【参考性能表】
  通常のボトルの例 山専用
JIS基準 6時間 24時間 6時間 24時間
350リットル 69℃ 39℃    
500リットル 73℃ 45℃ 76℃ 49℃
800リットル 75℃ 52℃ 79℃ 57℃


 お湯の入れ方

 鍋、ヤカン等でお湯を沸騰させてポットに入れ、ポットの温度を上昇させておきます。十分暖まった後(10分でもOK)ポットの中身を鍋等に移して再度沸騰させポットに移すと、さめにくくなります。(まあ、当然か・・・)

 ポットの中身

 お好みを入れてください。(コンソメスープ、はちみつレモン、白湯、・・・)
 焼酎のお湯割りにしていた知人が、酔いのまわりが早くて、もどしていたが・・・。(これは、ダメでしょう)

 気温が非常に低いことが予想されるときは、カフェイン入りは避けてください。利尿作用により水分が出てしまい、血液がどろどろになり、容易に凍傷になります。

 女性は、トムラウシの事故のように、低体温症になると悪化が男性より相当早く訪れます。(残念ながら、女性のタップリ・たっぷりの皮下脂肪は役に立ちません)暖かい飲み物を持ちましょう。夏でも、高地では必要です。(トムラウシような事故はもう結構ですね)

 暖かい飲み物を持って、冬山を楽しみましょう。カサカサと落ち葉を踏んで、夏では見えない見通しの良い木立の径を、鼻の頭に汗をかいて歩くのは楽しいものです。なお、小春日和たっだり、小鳥のさえずりに出会ったりすれば、もっと楽しいことでしょう。さあ、ザックにポットを入れて、出かけましょう。

JUGEMテーマ:スポーツ
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2009.11.19 Thursday | おすすめ | comments(0) | by Palfield
アンダーウェア
北三方ヶ森:やっと下山口(バンザイ!)良く歩いたよね。 今冬のPAL TREKも皆様のおかげで中止もなくて開催ができました。運よくお天気にも恵まれ、皆様のご協力の下、安全実地出来ました事、誠に有り難うございました。

 今回はアンダーウェアのついてのお話です。

 登山のアンダーウェア(下着・肌着)に日常生活の下着・肌着を使っていませんか。

 下着に綿製品を着用している方も見かけられます。幸いなことに、今まで大事には至っておりませんが、大量にかく汗で不快になったり、不安になったり、また、休憩中にその汗が冷えて寒くなり、重ね着をしても何時までも冷たくて、行動力が低下することがあります。
エイザンスミレ 実際、そうなった方に、綿の下着を脱いでいただいたこともあります。
 昨冬から爆発的に売れたU店の“あったかい”下着はほとんどの方がご存知だと思います。PAL TREKでも何人かの方が着ていましたが、山での着心地はいかがでしたか。山登りに着用すると、汗冷えで不快感をもたれたのではないでしょうか。
 登山は非日常的な行動です。日常的なものでは通用しないこともあります。
 アンダーウェアの機能は、汗をすばやく吸収し、拡散してすぐに乾き、肌をドライに保つことが最も重要です。さらに、寒いときは保温性が必要です。
 その機能を持った登山用アンダーウェアをぜひ着用して下さい。

シロバナショウジョウバカマ 汗をかけば、下着は“濡れる”→ “体の内面から体温を奪う”→“疲労、低体温症”、になって命を落とす事に成りかねません。現にいくつもの凍死の事例報告がなされています。
 もちろんミドルウェアもアウターウェアも大切ですが、私はアンダーウェアが一番大切だと考えます。皆さんはその大切さの順番が逆になっていませんか。
 冬の下着には、○ウール ○ウールと化繊のハイブリッド ○化繊(主にアクリル系)があります。それぞれ特徴があります。
 昔、雪山に行くのに父親の一張羅のらくだの股引を母親に言ってそっと借りていったことを思い出します。
 論より証拠でいろいろ実験をしてみました。

【実験の方法】
乾燥した重量測定 ⇒ 洗濯機で水洗い&脱水(途中で絡まりを直し均一に脱水させる)⇒ 重量測定 ⇒ そのままで室内で1時間吊す ⇒ 重量測定 ⇒ そして着用してみました。

(表の「体感」は私の感想です。)
種類下着の下沢用パンツあったか下着速乾Tシャツ冬用アンダー10年前の
冬用アンダー
綿Tシャツ
メーカーファイントラックファイントラックノースフェイス
材質特殊ポリ特殊ポリポリ+指定外繊維アクリル+ポリ綿
乾燥重量46g215g155g125g160g240g195g
洗濯後重量52g245g225g165g200g325g325g
↑この時の水分含水率13%14%45%32%25%35%67%
室内で1時間放置後重量46g215g190g135g160g270g290g
↑この時の水分含水率0%0%23%8%0%11%44%
↑これを着た時の体感快適快適非常に冷たい冷たい快適ちょっと冷たい非常に冷たい
登山の下着として×冬用としては××
今の利用方法登山登山平地(日常)平地(日常)登山平地(日常)平地(日常)


 結果、日常生活(平地用)の下着は水の吸収は良いが、拡散(乾き)が非常に悪いのです。如何に登山専用の下着が、高性能高機能であるかがおわかりだと思います。
 雨のとき、合羽を着ているときの下着はどうされますか。
 冬場、標高が高いところでは、天気が悪くなると気温も下がりますが、しかし合羽の中は蒸し風呂状態。こうなるとまっさらのゴアテックスのウエアでも役立たず。そんな時は、私達は沢用のパンツをはいていきます。
フクジュソウ この内容は冬を想定していますが、3000mの夏山においても同様な事がいえるわけで、標高100M増す度に0.6℃下がり、地上よりも約18℃も気温が低下、天気が悪いとさらに下がります。また、風があると風速1m/secあたり1℃も体感温度が下がります。
 これから夏場に向かって気温がだんだんと高くなります。そのときの重ね着は? 基本は、限りなく薄着。そんな時、UVと、汗を肌から吸い取り、直ぐに下着から水分を飛ばす機能(吸汗拡散)を持った下着を着用して下さい。

 夏には、夏用のアンダーウエア、冬には冬用のアンダーウェアを着用しましょう。
 もう一度下着の重要性をこれを機会に見直してみて下さい。
2009.04.18 Saturday | おすすめ | comments(0) | by Palfield
縦走登山の楽しみ
四国一の縦走路
 縦走登山とは“いくつもの山頂から山頂へ稜線づたいに歩く登山形態”と定義されています。

 まずは、“PAL TREK”で「剣山系大縦走」で京柱峠から剣山見ノ越までを分けて歩く計画を立てました。それの中から縦走登山の楽しみを紹介したいと思います。

▲ 第1回目は 京柱峠〜土佐矢筈山〜矢筈峠

 平成19年11月11日、この日は初冬の趣で薄ら寒く、笹尾根を吹く風は冷たい。
 山頂付近になると、展望も心なしか曇っていた。紅葉の木々がいくらか残っており、その色鮮やかさに感動。
 冬用の手袋、服装、装備の切り替え時だと学習する。

▲ 第2回目は 矢筈峠〜綱附森〜光石登山口

 平成20年5月25日、晴れ上がった青空に笹原の稜線、三つ葉ツツジの淡いピンク色のナイスショットばかり。次回に歩く三嶺も見えた〜。天狗塚も目の前にみえる。
 長い長い綱附新道の下り、爽やかな5月の風が、柔らかなブナの芽吹きの中を吹き渡る。
 道が埋もれていて藪漕ぎの初体験もした。貴重な体験だ。

▲ 第3回目は 光石登山口〜お亀岩避難小屋(泊)〜

 三嶺〜白髪山登山口(1泊2日)まで終了した。
 平成20年10月12日〜13日、あの長い綱附新道を登り返し、稜線歩きになると、モミの幹に付けられた熊の爪痕を見つける。生々しい。確かに生息している証しだ。
お亀岩避難小屋 見えている三嶺がどんどん大きくなってくる。やがて剣山も見えてくる。行動食を口にしながら、シュラフを詰め込んだザックは長時間になると重い。
 今夜は初めての小屋泊まりだ。少し心配。伊予鍋をつつきお腹一杯食べた。ぐ〜ぐ〜。

 2日目、いよいよ四国一の縦走路の始まりだ。太陽と共に起き出し準備、出発。丈の低いみやまくまざさと、こめつつじの登山道は、後は天狗塚、前方は遙か彼方の三嶺まで続いている。縦走路の大展望での風景は、縦走登山の醍醐味そのものです。

三嶺 1,893m そして、三嶺到着バンザ〜イ!。遠くは、大山、石鎚山、近くは剣山系の山々は見事に迎えてくれ、青空の中、色づいたどうだんつつじが真っ赤。
 次郎笈、剣山へと続く登山道に別れを惜しみ白髪山頂へ。
 進むにつれ、近くの剣山系は姿を変え、今さっき踏んだ三嶺の頂を白髪山より眺め進んできたトレイルを思いおこし、次回の剣山へのトレイルに目をこらし眺め確認して下山。

 素晴らしい眺望とお天気に恵まれた一日となりました。四国一の縦走路を本当に実感できました。全員良く頑張りました。また、今回は小屋泊まりのパッキング、装備をマスターする良いチャンスでした。

▲ 第4回(次回)は 白髪山登山口〜丸石〜剣山〜見ノ越まで

 となっています。(剣山で宿泊の予定)
 京柱峠から剣山見ノ越まで一気に歩くと、稜線上の距離は、約33kmにも及びその標準コースタイムは約20hとなっており2泊3日程度の行程になります。

 我々の“PAL TREK”では、分割縦走登山のため、稜線からの下り、また次回稜線への登り返しでプラス標準時間で6時間が追加されている。実際はその1.3倍程度の時間がかかっています。(休憩、昼食、談笑、撮影----)
 でも分割のおかげで四季折々の季節感も十分味わえ、無駄と思われる稜線からの下り、登り返しも、二度楽しめるコースだった。
 稜線を歩く縦走登山は何者にも代え難い楽しくて素晴らしいものです。
 ピークハントでもやはり、この様に“大展望”が登山の感動の目的であるのですが、縦走登山なら、その“大展望”を継続して味わえ、足元にはいつも何らかのお花が登山者を待っています。
 季節を選べば、お花だらけの縦走路もあります。佐渡島のドンデン山から金北山のスプリングエファメラル(春の妖精)の道、夏山縦走路のお花で有名な白馬岳から朝日岳のルートなど。
 また、古来からの修行の道の世界遺産の“大峰奥駈”の道。
 又、登山訓練の縦走路で今はハセツネCUPで使われている71.5kmの奥多摩の道があげられます。

▲ 日本の名トレイル 8ルート

 最近の登山に全く関係ない雑誌になぜか、日本の名トレイル(自分は、これを縦走登山と読み替えています)が8ルート選ばれていますので紹介します。
 コース行き先距離日程レベル見どころ
1.大雪山縦走北海道30km3泊4日★★★☆北の大地に広がる、大パノラマ縦走路
2.尾瀬縦走群馬・福島20km2泊3日★★☆☆美しくもはかない、世界に誇れる自然の芸術
3.信越トレイル新潟・長野80km5泊6日★★★☆今秋完成した理想のロングトレイル
4.北アルプス縦走富山・長野・岐阜50km5泊6日★★★★欧州の名峰ちなんだ日本のオートルート
5.東海自然歩道東京〜大阪1,697km40〜50泊★★★☆日本の2大都市を結ぶ長距離自然歩道
6.六甲全山兵庫・大阪56km1〜2日★★☆☆関西一円の人々に愛される裏山縦走路
7.大峰奥駈道奈良・和歌山170km7泊8日★★★☆紀伊の深山を辿る歴史ロマンあふれる道
8.屋久島縦走鹿児島25km2泊3日★★☆☆雨の島、洋上に浮かぶアルプスを歩く
 このうち、2009年の“PAL TREK”では、
4.の北アルプス縦走は全てではありませんが半分(2回に分けて)を7月に実施。
7.大峰奥駈道は分割ではありますが、4月より吉野の桜より実施。
8.屋久島縦走は5月の連休に実施。
 以上を計画してしていますので、乞うご期待を。

追)この度、マッチャン&リュウチャンは社団法人日本山岳ガイド協会から“登山ガイド”資格者として認定されました。
やっと、認定ガイドになることができました。
今後とも益々精進し、認定登山ガイドとして恥じないよう研鑽いたしますので、どうぞよろしくお願いします。
2008.11.17 Monday | おすすめ | comments(0) | by Palfield
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